令和7年3月12日(水)介護現場における生産性向上推進フォーラムに参加(報告)
令和7年(2025年)3月12日(水)、大阪で行われた介護現場における生産性向上推進フォーラムに参加しましたので報告します。





厚生労働省の案内は12月にあったんですが、2月にタダカヨさん主催で開催された「これから始めるケアプランデータ連携システム」の研修を受けていて、そこでも紹介があり、これはやはり参加しなければ!と思い参加しました。
社員法人の吉城福祉会と神東会に声をかけ、神東会の介護職員と一緒に参加。
介護現場における生産性向上推進フォーラムの趣旨はこちら
高齢化の進展に伴い介護保険サービスの利用者が今後も増加する一方で、生産年齢人口が急速に減少していくことが見込まれており、制度の持続可能性を支える介護人材の確保は喫緊の課題です。 こうした課題に対応するため、厚生労働省では、介護ロボット等のテクノロジーを活用し、業務の改善や効率化等を進めることにより、職員の業務負担の軽減を図るとともに、業務の改善や効率化により生み出した時間を直接的な介護ケアの業務に充て、利用者と職員が接する時間を増やすなど、介護サービスの質の向上にも繋げていくといった「介護現場における生産性向上」が促進されるよう、取組を進めています。 2024年度の介護報酬改定では、デジタル技術等を活用した継続的な生産性向上の取組を評価する加算の新設が行われました。 また、石破総理を議長とするデジタル行財政改革会議では、介護現場の生産性向上に関するダッシュボードによる継続的な進捗管理に今後取り組むことしています。 このように、介護現場における生産性向上への注目が高まっている中、本フォーラムにおいては、「介護職員の働きやすい環境づくり内閣総理大臣表彰」受賞事業所等の好事例の共有等により、介護現場の生産性向上の取組を始める気運を盛り上げることを目的とします。 主催:厚生労働省 事務局:NTTデータ経営研究所
ホームページより引用しました
厚生労働省の政策動向の紹介も、おさらいということで確認できましたが、介護職員の働きやすい職場環境づくり内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰受賞事業所における取組報告及びケアプランデータ連携システムによる生産性向上の取り組み事業所の発表がとても勉強になりました。
- 特別養護老人ホーム六甲の館
- 特別養護老人ホームゆめあまみ
- 特別養護老人ホームかるべの郷さざんか
- 株式会社279
- ゆうらいふ居宅介護支援事業所
引き続いて行われたパネルディスカッションにおいても、みなさんがそれぞれ最初から成功しているわけではなく、トライアンドエラーを繰り返しながら試行錯誤されている様子が参考になります。
また、都道府県等の取組支援状況の報告においては、大阪府と佐賀県、兵庫県の生産性向上支援センターの取組が紹介されましたが、岐阜県においても昨年「岐阜県介護生産性向上総合相談センター」が設置されていますので、活用していきたいと考えています。