令和版 人材確保セミナー ~ 時代に合わせた採用活動 ~に参加

令和6年10月10日(木)ハローワーク高山において行われた、令和版 人材確保セミナー~時代に合わせた採用活動~に参加しました。
○ セミナーの内容は以下のとおり
- 魅力ある求人・企業とは 今、応募者が望むもの
- どこから始める?働き方改革のヒント!
- 会社の未来を創る!助成金を活用した採用、育成、定着
気づきについて箇条書きにて。
- 令和6年8月にて有効求人倍率が高山1.41倍 岐阜は1.51 全国は1.23 ハローワーク別では県内5番目に高い
- ただその求人も職種別にみるとバラツキがある。サービス業や介護などは高いが、事務などは低い。
- 入社半年や2年目の若手社員は、約半数が転職を検討・活動中で転職サイトに登録済とのこと。
- 職場に、目標にしたい人がいるか が、定着のカギ。
- 働きたい職場の特徴として、お互いに個性を尊重するが10年前と比較して21.8ポイントUPして過去最高。アットホームは過去最低。(よくアットホームな会社ですというキャッチコピーを見るが、若者は重要視していないか。もしくは使い古されすぎているか。)
- 仕事をするうえで重視したいことトップ2は、成長と貢献
- 若手労働者の定着のための対策を行っている事業所としては「職場での意思疎通の向上」が最も多い。労働時間や休暇よりも大きく増加している。(時代の変化を感じる)
- ただし、それでも自己都合により退職した若年労働者は40.9%もある。
- 辞めた理由で多いのは人間関係 (一緒に仕事をしたい人はと問うときに、自分がそのようになれているのか。考える必要がある。)
- 会社が取り組むべきことは、
- ①従業員のエンゲージメントを高める (エンゲージメントとは会社においては、愛着や貢献の意志をより深める ことを言う。これは積極的に取り組むべきこと)
- ②他社に勝ち抜く自社の強みを見つける。例えばICTや週休3日など。
- ③賃上げができる環境を整える
- 採用のミスマッチをなくしていくこと。
- 魅力ある求人票の書き方について学ぶ(テクニック的なことが多く、実践できると感じた)
- 働き方改革は、生産性向上と、魅力ある職場づくりが重要。採用も大事だが、流出の防止がより大事ではないか?とのお話し。
- 勤務間インターバル制度の導入
- 外国人労働者の活用。技能実習制度から育成就労制度への変更。(ここで、たんぽぽ苑の話しが出ました。)
- 高齢者の活用
- 男性の育児休業制度の導入。(吉城福祉会、神東会ともに実績あります)
- 特にこれまで給付金が賃金の67%だったものが、13%足され80%になることで、社会保険料減免を含めると手取り100%となることには注目
- 週休3日制の導入(1日8時間×5日で40時間を、1日10時間なら4日で40時間となり週休3日がとれる。今回全国経営者協議会大会において実現している法人があったので、そういうことができるのかと参考になった)
- 人材開発支援助成金資料は、人材育成支援コースとリスキリング支援コース(雇用関係の助成金は多種多様なので、資料を読み込み勉強したい)
トータルで、求職者がまず見るのが求人票ということをしっかり意識して、各法人担当者とテキストの工夫などしていきたいと感じました。