社会福祉法人フラワー園が運営する3つのデイサービス視察研修
令和6年6月4日(火)飛騨市デイサービス事業連携協議会の視察研修があり、愛知県名古屋市にある社会福祉法人フラワー園が経営する3つのデイサービスを見学させていただきました。
飛騨市デイサービス事業連携協議会とは
デイサービス事業に関するさまざまな課題に対し、これからの時代にあったデイサービスのあり方を検討するため、市内11事業者による「飛騨市デイサービス事業連携協議会」が飛騨市主導のもと4月24日に発足いたしました。
今回はその協議会による視察研修で、研修に際し飛騨市長を訪問し、意見交換をいたしました。
社会福祉法人フラワー園
飛騨市からおよそ3時間、特別養護老人ホームフラワー園に到着後、地域活性化・交流支援スペースとして地域に開放されているという多目的室にて説明と質疑応答をさせていただき、その後、3事業所を見学しました。
フラワー園デイサービスセンター
働くデイということで、デイサービスの利用者さんが法人内の依頼や外部からの依頼をリハビリの一環として作業し、「ワーク」という園内通貨を得ているとのこと。
利用者さんは皆とても生き生きと作業をされていました。
まちあい処 おかってDAY
人との繋がり関係を構築して自信を持つデイサービス。
全体レクリエーションなどではなく、個別のレクリエーション活動を取り入れていて、視察に行った際にも、介護職員の方と一緒におやつを買いに行く外出リハビリを行っていました。
孫にLINEを送るためにはどうすれば良い?という相談から、一緒になってLINEをするなど、個別最適化されていると感じました。
デイサービスセンター西日置フラワー園
名古屋市内にあって植木林の緑が映える静かなたたずまい。
夢を叶える追いかけるデイサービスとして、利用者さんのいろいろな夢を実現するために職員だけでなく地域を巻き込んでサポートしていることが素晴らしいと感じました。
今回の視察研修にて、すぐ取り入れられることも多くとても勉強になりました。一緒に伺った飛騨市の各デイサービスセンターの職員も大変参考になったと思います。
研修に際して、事前にフラワー園のホームページなどを見せていただいておりましたら、「第21回地域福祉実践事例発表会」をブログを見つけ、どういうことだろうとYouTubeの動画も拝見させていただきました。
法人単体で、このような実践事例発表会を開催し、全て地域に公表しているということ。そして地域の方も大勢参加していらっしゃることにびっくりいたしました。
これも質疑応答の中で、地域の関係性をしっかり作ってきていたこと、例えば職員に散歩(パトロール)を義務付け地域の課題を発掘し、お互いに解決していくという法人の理念が大きく影響しているのだと思います。
社会福祉法人フラワー園の皆様、この度は視察研修ありがとうございました。
また、今回、詳細にご説明頂きました、理事・統括の 吉田貴宏 様ありがとうございました。
吉田様が手掛けられている、介護福祉啓発活動事業NEXT INNOVATIONや、一般社団法人全国介護支援協会。パーソナリティを務められているラジオ番組の「つながって!MIRAI」など、大変素晴らしい取り組みだと感じました。